三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)では、令和6年6月22日(土)に「第1回 サイエンス講座」を実施いたしました。
今回の講座は「空気と水で科学する」でした。
まず、講師の二村直司さんの指導で空気の押す力についての実験(ブロアーでビニールボールを浮かせる、ゴムの板でテーブルを持ち上げるなど)を行い、空気の押す力が様々なところに働いていることを参加者に理解してもらいました。それから、深海にいる魚が海面に上がると水の圧力の変化で目玉が飛び出たり、内臓が口から出てくることの説明がありました。
次に、空気の入ったシリンジ(注射器)と水の入ったシリンジを押して、空気は縮むが、水は縮まないことを理解しました。
また、工作(シリンジとストローで作ったロケットなど)を通して、参加者は空気の圧力を体験しました。
最後に、トルネード発生器(ペットボトル2個をつなぎ合わせ、中に水を入れたもの)でトルネードを起こし、砂時計のように水が移動できることがわかりました。参加者は空気と水の特性を理解し、どのような形で科学に活用されているのかを学んだようです。
参加者からは「分からないことを実験で教えてくれて楽しかった」「空気の仕組みがよくわかりました」「ロケットがよく飛んで楽しかった」などの声が聞かれました。
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