三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)では、令和7年1月19日(日)に、御浜町志原や下市木の水田、熊野市金山町の調整池などで「冬の野鳥観察会」を実施し、熊野市や紀宝町、御浜町、尾鷲市から親子ら6人が参加しました。
志原公民館駐車場での開校式の後、講師の三重野鳥の会会員の沢本浩志・沢本厚子ご夫妻から野鳥の観察方法や注意事項についての説明がありました。
次に、付近の水田において野鳥観察を開始し、この時期の鳥たちの鳴き声や特徴などの説明を聞きながらカワラヒワやタヒバリ、モズ、ハクセキレイ、アオサギなど大型・小型の野鳥を見つけ、双眼鏡や望遠鏡で観察しました。
次に向った下市木の緑橋付近の水田や市木川周辺では、ハヤブサやトビなどの猛きん類のほか、ダイサギ、カワウ、アオサギ、ハシホソガラスなど中・大型の野鳥、カワセミやアオジ、ジョウビタキ、イソヒヨドリなどの小型の野鳥も多く観察。
最後に訪れた金山町の調整池では、ハシビロガモやカルガモ、キンクロハジロ、マガモ、コガモ、オナガガモなど多くのカモ類のほか、ダイサギなどのサギ類も生息しており、参加した親子らは観察した各所において、望遠鏡や双眼鏡をのぞき込みバードウォッチングを楽しんでいました。
最後に実施した講師と参加者による鳥合わせの結果、今回は30種類もの野鳥が見られたことが確認されました。
参加した皆さんからは「日常で鳥をじっくり見ることはないけれど、説明を先生にしていただきながら見ることが出来ましたし、鳥はきれいで楽しかったです」、「きれいな鳥がたくさん見れて楽しかったです。また、暖かくて絶好の観察日和でした」などの意見が寄せられていました。
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