三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)では、令和7年1月25日(土)に、「第3回 サイエンス講座」を実施いたしました。
講座では、「離れていても働く力」と題し、様々な実験と工作を行いました。
初めに、講師の二村先生から、手に持っている物を離すと落下すること、地球の自転は秒速400メートルもあるにもかかわらず、人が地面に立っていられるのは地球が物や人を引っ張る力(引力)が働いているからとの説明がありました。また、銅の管を縦にし、その中に鉄球と磁石の球を入れて落とすと鉄球は早く落ち、磁石の球はゆっくり落ちることや銅の棒に磁石の輪をいくつか通した時の動き方を観察しました。
次にレールの上にネオジウム磁石と鉄球を乗せ、衝突させたときの動きを子どもたちに予想してもらい、実験によって確かめてみました。またストローの中にくぎを入れ、それにコイルを巻き電気を通すと、クリップが引き寄せられる様子を観察しました。最後に、参加者にエナジースティックという筒の両端に触れてもらいました。すると中のLEDが光りました。今度は全員が輪になって手をつなぎ、両端の人がエナジースティックに触れるとやはりLEDが光りました。エナジースティックは電気が流れると光るものなので、このことから人には弱い電気が流れていることが分かりますと、講師の先生から説明がありした。参加者からは「学校でやらない実験をしてくれて楽しかった」「磁石で鉄球が吹っ飛ぶのが面白かったです」「磁石や電気のいろいろなことが知れてよかったです」などの声がありました。
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