開催報告 熊野「ネイチャーウォッチング!」シリーズ
三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)では、令和6年2月12日(月・振休)に、御浜町志原や下市木の水田、熊野市金山町の調整池などで「冬の野鳥観察会」を実施し、熊野市や新宮市、紀宝町、尾鷲市から親子ら18人が参加しました。
志原公民館駐車場での開校式では、本山所長の挨拶や講師の三重野鳥の会会員の沢本浩志・沢本厚子ご夫妻の紹介の後、まずは望遠鏡の使い方講習を行いました。
次に、付近の水田において野鳥観察を開始し、この時期の鳥たちの鳴き声や特徴などの説明を聞きながらタヒバリやスズメ、ハシボソガラス、トビ、チョウゲンボウなど中・小型の野鳥を見つけ、双眼鏡や望遠鏡で観察しました。
次に向った下市木の緑橋付近の水田や市木川周辺では、ミサゴやノスリ、カワウ、アオサギなど中・大型の野鳥のほか、アオジやホウジロ、ジョウビタキ、カワラヒワなどの小型の野鳥も多く観察。
最後に訪れた金山町の調整池では、ハシビロガモやキンクロハジロ、マガモ、コガモなど多くのカモ類のほか、コサギやチュウダイサギなどのサギ類もたくさん生息しており、今回観察した各所において、参加した親子らは望遠鏡や双眼鏡をのぞき込みバードウォッチングを楽しんでいました。
最後には講師と参加者による鳥合わせの結果、今回はは31種類の野鳥が見られたことが確認されました。 参加した皆さんからは「望遠鏡を合わせるのと双眼鏡で鳥を負うのが楽しかった」、「色々な野鳥を見ることが出来て良かったし、とても楽しかった」、「トンビ以外の猛きん類の区別がつかなかったのですが、講師の先生から分かりやすく教えていただけたので良かったです。」など多くの意見が寄せられていました。
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